秋田駒ヶ岳 紅葉前線通過中

今年は紅葉の当たり年

例年であれば、台風が2・3個は通過しているはずであるが、今年に限っては久々に1個も来ていません。そのため、農作物や山の木々はダメージをうけることなく育っているみたい。よって今年は紅葉の当たり年でしょうか?それに、高い山であれば、紅葉もしているはず。まさに紅葉前線通過中です。

5:00起床で秋田駒ヶ岳へ

稲刈りも一段落した10/13に時間ができたことだし、久々の山歩へでも行ってみようかとちょっと寝坊の5:00起床で秋田駒ヶ岳へ向かってみました。

 

秋田駒ヶ岳は、マイカー規制(10/31まで)のため、道の駅「アルパこまくさ」へ車を止めてバスへ乗り換え、8合目へ向かうわけだが、バス料金は原油高の影響か片道600円と高価!登れば当然降りるわけで、往復で1,200円の計算となる。山に登るのは自分の足で登るわけで、途中まで交通費がかかるのが今ひとつ。

山頂には雲

アルパこまくさ」前7:17発(朝3番目)の秋田駒ヶ岳8合目行きのバスを待つ人はそれなりにいて、いざバスに乗り込むと、7割方埋まっているような感じです。バスに揺られること約30分で終点である秋田駒ヶ岳8合目へ到着。山頂には雲がかかり、せっかくの眺望も望めないような感じ。早起してきたことがなんか報われないような・・・7:40。

 

天気予報によると、6〜9:00頃まで雲があるがそれ以降は晴れるとのこと。それを信じて遅い朝飯を絶景を見ながら食べるべく、山頂にある「アミダ池」までトボトボと登ってみたが、やっぱり山頂に向かうほどにガスに包まれている。しかし風はあり、時々周囲が見えて来たりもする。更に登っていくと、ガスに覆われてた男岳がうっすらと、そしてはっきりと見えてきて、ついには全貌が見れるほどの快晴となった。やっぱり来て良かった!

 

予定通りの時間で山頂の「アミダ池」へ到着(8:17)し、湖畔でスノーピークのバーナーで湯を沸かし、おにぎり2個+カップ麺を頂く。朝からこの組み合わせかと思うが、一仕事した後はこれくらいが丁度良いくらい。なかなかお湯を沸かすのに手間取り、朝飯を食い終わった時点で9:00。今日のコースはこれから横岳・大焼砂・ムーミン谷・男岳を予定。帰りのバス時間は10時台から12時台までをiphoneのメモ帳へメモし、抜かりはありません。

ムーミン谷

朝飯をしっかりと食らい、次は横岳から大焼砂経向けて登ります。岩手県側から来た登山客によると、尾根沿いの大焼砂は風速20mもありそうな暴風が吹いているとのこと。ふ〜んと聞き流していましたが、いざ大焼砂にさしかかるとなるほど!かなりの風が吹いていて、帽子は飛ばされそうになるし、体感温度がかなり低く、ヤッケの帽子をかぶらないと凍えそうです。(9:17)ワタクシの身なりといえば、パタゴニアのR.5+フライヤー+ソフトシェルの組み合わせではかなりツライ寒さでした。ここは風の通り道のため寒いが、ムーミン谷へ降りると今度は無風で暑い!体感で結構寒暖の差があります。そういえば、ここへ向かう車の外気温度は5℃を表示していたっけな。

 

ムーミン谷はカルデラの底のこと通称で言い、秋田駒ヶ岳の中では自分的に一番のビューポイントと思っています。(写真参照)

 

久々の山歩のため、足が結構疲れてきましたが、帰りの時間があるので写真を撮りながら足早にムーミン谷を通過。(9:47)谷底まで降りたら今度は登らなくてはいけません。この登りが意外と急で足にくるんです。

男岳

休み休み登って、男岳へ登る尾根へ到着。当初は10時台のバスに乗って帰る予定でしたが、もう一本遅いのにチェンジ。ということで、今度は男岳へ登ります。ここでの時刻は10:12。天気も良いので一般客で山道はごった返しています。当然男岳の山頂でも人がいっぱい。中には絵を描いているおじさんもみうけられました。冬にスキーを担いで田沢湖スキー場トップからハイクした以来の男岳山頂。やっぱり気持ちいいですね。(10:24)

 

登頂すれば後は下るのみ。ほっほっほっと、疲れが麻痺した足で男岳の岩場を下り、帰りのバスに間に合う最短コースを通って駒ヶ岳8合目のバス停に到着で11:09。ちょっとストレッチをして駒ヶ岳天然水を飲み、すでに到着していたバスに乗りこみ、しばらくしたらバスは出発。計算通りです。

なんか自分が悪いことをしてるような気持ち

登山の起点でもある道の駅「アルパこまくさ」に到着で11:40。あまりに気持ちの良い天気と、風景にウチで待っている家族に申し訳なく思ってきて、なんか自分が悪いことをしてるような気持ちになってきた。本当は温泉に入って、田沢湖湖畔でランチ、そして帰宅の予定でしたが・・・。そうしたら、カミさんよりTEL。「どうだった?」との問いに、なんか悪いような気がしてきたし、どうしようかと迷っていることを告げると、「せっかく行ったんだし、温泉に入ってくれば?」とのありがたいお示しを頂き、曇っていた気分も今日の天気と同じくきれいさっぱりと晴れ渡り、気持ちよく疲れを洗い流すべく温泉へ向けてGO!(12:07)

「鶴の湯」

向かった先の温泉は「鶴の湯」。観光シーズンでもあるし、かなりの人が予想されたが・・・まさにその通り!車を止めるスペースもないほどの混みようで、「これで本当に秘湯か?」と疑問を持つほどの観光客で、ごった返していた。まぁ、自分もその一人ですけど・・・。入浴料500円を払い、露天風呂へ行ってみると、そこは混浴という名のメンズ専用となっていた。言葉から、県外のお客がほとんどを占めているような感じ。まだこの辺は森の木々が色づき始めたばかりで、紅葉を見ながらの「鶴の湯」とはいかなかった。結構ゆっくりと「鶴の湯」を楽しみ、そして岐路へ付いた。(12:49)

 

チョー快晴の秋田駒ヶ岳で朝飯を食えることに感謝。そして、気持ちよく出してくれた家族に感謝。ありがたいです。

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