ラストパウダー

久々の降雪

過去ネタとなりますが、3/12久々の寒気がもたらした多分ラストパウダーとなる粉雪をを食うべく、仕事の都合を付けて田沢湖スキー場へ向かった。

 

2月下旬から羽目だった降雪もなく、パウダーシーズンも終わりかなと思っていた矢先、大陸から寒気が到来。思いがけない降雪のため田沢湖スキー場にはフレッシュパウダーが溜まっていた。

 

今シーズン最後と思われるCYCHOsweetGをセレクトし、黒森ゲレンデへと向かった。当日は準備が悪く田沢湖スキー場へ着いたのが8:30過ぎのため、一番リフトゲットとはいかなかった。身支度を整えていたら、ノートラックの斜面にスキーヤーが降りてきた。チクショー、やられた!でも本日WEEKDAYのため、至る所にパウダーは残っているので、焦らない焦らない・・・

 

リフト上からのビジュアル情報では、結構楽しめそうな感じがプンプンする。何かの大会のためセンターは圧雪規制されていたが、ワタクシの滑るコースはFREE。あちこちのトラックを残し、駒3へ移動。上部はガスのため視界が悪く、気持ちよさは半減するが、本当に久しぶりのパウダーの感触が、視界の悪さを超えた快楽をもたらす。

 

あぁぁ やっぱりおもしろい!滑り方も今まではベンディングで滑っていたが、フラットバーンと同じような滑り方でチャレンジしてみたら、板がぎゅぅとしなりポンとリバウンド、そのリバウンドを利用して上体をフォールラインへドンと落とし込むとすぅっと板が回り込んでくる。これは気持ちいい。

 

そんな感じで滑りっぱなしとなったが、丁度昼で足がぱんぱんとなったので本日終了。この機を逃がし、週末来ていたらトラックだらけとなっていたこともあったので、やっぱり本日が吉日。

大人の銀嶺ハウス

ところで、いつもは通り過ぎる銀嶺ハウスであったが、銀嶺ハウス前で止まって入り口を見ると混ぜか薪が積んであるのが見えた。これはもしかしてと思い見渡してみると、ありましたよ煙突が!スキーを脱ぎ捨て銀嶺ハウスに入ってみると、テーブルは正方形に組まれそれにかかるクロスはROSS、漂っている音楽はJAZZ、しかも鋳造製の薪ストーブの中では薪が赤々と炎を巡らせ暖を取っているし、メニューはPIZZAとパスタと店の雰囲気に合わせ激変していた。

 

そういえば、ゲレンデ中腹でオリーブオイルでニンニクを炒める良い香りがしていたっけ。その香りがここだったとは、今まで知らなかったとは遅すぎた。センターハウスで食べるよりも、ここで食べた方が雰囲気も良く落ち着いて食べられそうなので、何倍もおいしくなるような気がする。大人のためのレストランでしょうか。

 

当日は、軽食とコーヒーを薪ストーブの前で頂きながら談笑しているマダムたち(秋田弁でない)が数名いるだけ。山側の席からは薪ストーブがあり、さっきまで滑っていたゲレンデが見えるし、反対側の席に陣を取ると眼下には田沢湖が蒼く光って見える。普段のゲレ食とは違うおしゃれ感の漂うレストランがお望みなら銀嶺ハウスがオススメ。

 

滑り方といい、レストランといい、新たな発見があった一日であった。

 

 

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