08-09 温泉スキー 小安温泉スキー場 日本秘湯を守る会「阿部旅館」

小安温泉スキー場

25/jan/09 温泉スキーと題して、秋田県南地方ローカルスキー場巡り「小安温泉スキー場」と日本秘湯を守る会会員である「阿部旅館」へ行ってきた。

 

金曜日は雨模様、週末は日本海側が大荒れとの予報であるが、寒気が弱く雨からぼた雪へと変わった日曜日、雪が降ったらパウダーが食えるという小安温泉スキー場へ行ってみた。

 

これもwebで検索してみると、魅力的な写真がUPされているのもあったりで期待大。積雪は80cm(25/jan現在)と少ない。もしかして雨が雪になっているとしたら・・・うふふなどと妄想しながらV70XCで向かった。約1時間程度で小安温泉今日へ到着し、大噴煙を橋の上から写真を撮る。雪景色が渓谷に良い風情を醸しだし、まるで水彩画のよう。

 

スキー場のオープンは9:00からで、約1時間前に到着。チリポリと車がやってくるが、子供を乗せて親は帰る車もあった。今日は親子スキーの最終日であるし、ロッジも混むことが予想されるらしいことが、スキー場の放送が言っている。

 

ゲレンデに目を向けると、ペアリフト1基+ロープ1基でコースは4コース。今回の目玉であるパウダーが食える急斜面はチャンピオンコースという名前で、最大斜度36度が目の前にドンと待ちかまえている。雪の状態は前日のトラックの後に5cmのフレッシュパウダーが積もっている。トラックが見えても柔らかければ、何の問題もない。それよりも一番急と思われるところが雪崩れているため、破断面が見え、大きく段差があるがその下はデブリもなくトラックもない。そこが狙い目のたラインと見た。

ガリガリの上にさらっと重いパウダー5cm

9:00 半日券(1,400円)を購入し、このスキー場でも当然1番リフトを頂き、リフトの上から念入りにインスペクションしているウチにゲレンデトップ到着。チャンピオンコースにポケロケの鼻先を向けドロップ!うおー これは手強い!トラックが見えるが柔らかいと思っていた斜面が、実はガリガリの上にさらっと重いパウダーが5cm積もっただけの難所となっていた。斜面のうねりやデコボコも、モロそのまんまであったが、そこは根性でビックターンをメイク。ふかふかのパウダーを夢見ていたが、現実がこれとは!そこで、夢から現実に目を向けこの雪質を楽しむこととした。結局、チャンピオンコースに5〜6本のロングターンのトラックとリフト下にはショートのトラックを刻んだ。多分雪がかなり積もれば、結構おもしろいパウダーバーンになると思った。

 

ハードバーンをハードに攻めたため、1時間ほどで足の根が上がり、後はフラットバーンでカーヴィングを楽しんだ。ポケロケは買ってからエッジの手入れはしたことがない上、噛みにくい雪質だったため、フラットバーンでは噛みにくく、ここも手強い斜面であった。

 

この小安温泉スキー場に来るローカルの小学生の中には、ノーストックでチャンピオンコースに入ってる輩もいて、将来が楽しみであるし、こうやって楽しみながら鍛えられるんだろうなと、羨ましくさえ思った。

日本秘湯を守る会「阿部旅館」

スキーの後はといえば、今回の企画のもう一つの焦点である「温泉」。小安温泉郷には日本秘湯を守る会の会員である「阿部旅館」が一番奥にある。リニューアル前の本当に古い建物の頃1度来たことがあるが、数年前に女性客も来やすいような佇まいにリニューアルしたらしく、小じゃれた感じとなっていた。

 

丁度昼頃のため、外来の客はほとんどなく、ひっそり。受付で400円を払い、大正ロマン風の廊下を通り、内湯の手前の左側の扉から下の外湯へ続く渡り廊下を通って外湯へと向かう。引き戸を開けるとそこには日本秘湯を守る会の桃燈が灯り、秘湯ムードを醸し出す。湯船は男女別で内風呂1つに露天3つ。初めは露天風呂からはいるのがワタクシのスタイル。冷えた体にちょっと熱めの温泉がしみる。すぐ近くから湯が沸き出しているため、雪が解けて土から湯気が出ている所もある。一番奥の一軒宿「阿部旅館」、風情があって良い。湯治バックなるものがあり、3泊4日(食事付き)で12,00円と破格のお値段のプランもあり。

 

ゴンゴン雪の降る日にもう一度来たいスキー場と温泉である。

 

<左のphotoをクリックするとスライドショーへ飛びます。今回もmobile.meへUP。スライドショーの下にアイコンがあるので、4タイプの見方が出来ます。>

 

 

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