08-09 プレオープン 夏油高原スキー場

プレオープン 夏油高原スキー場

24/nov/08 プレオープンした夏油高原スキー場へ初滑りのために行ってきた。夏油高原スキー場のプレオープンは急きょ降った初雪で1日前の23/novからの情報をブックマークしている夏油高原スキー場サイトより入手したのが22/nov。しかも、秋田県内のスキー場では秋田八幡平スキー場が21/novよりオープンの情報をカミさんより聞いた。なぬ〜と思ってこれまた秋田八幡平スキー場サイトを見てみると、マジでオープンしてました。これは行かねばならないと思って、カミさんに聞こえるように「これは行かねばならないでしょ!おほほ」と独り言を言ったら、やっぱりしっかりと聞こえたらしく、「じゃ24日ならOK」と快諾を得ることが出来ました!

果たして本当に山には雪があるのか?

24日、朝は快晴。今日は天気が良いみたい。パウダーは望めませんがそんな贅沢を言っちゃいけません。滑られることが出来るだけで大もうけと思わなくては・・・マチの風景は先日降った雪も消え、果たして本当に山には雪があるのか?ちょっと不安に思いながら、マックによってプレミアムコーヒーを購入。熱いコーヒーをすすりながら一路ハンドルを目的地の夏油高原スキー場へと向けた。山間部の道路では、雪解けの水が凍り、所々縞模様に凍結。しかも決まってカーブの所でこうなっていて、ズル、グッ、ズル、グッっと滑るのとグリップを繰り返しながらカーブを曲がる。道路の凍結状況は前の車の動きで判断をする。

 

一部高速を使い、目的である夏油高原スキー場のコースが雪で真っ白い帯となっているのが見えていたら、急にワクワクして落ち着かなくなってきた。ウォーと一人雄叫び、コンポのヴォリュームをグイッとUP!そうして、8:00過ぎ駐車場へ到着。昨日からプレオープンしているが、やっぱり嗅ぎつけてきている奴らが結構いる。オレと同じバカか?

なるほどプレオープン

大急ぎで身支度し、ゴンドラ半日件を前日に買った前売りチケット+300円の2,100円で購入。これで500円の節約。この世の中ありがたい制度は確実に利用しなくては・・・。ゴンドラ運航まで15分前で30人ぐらいの人が並んでいるのが見える。自分もまけじと列に加わる。何番目かのゴンドラへ乗り込んで1年ぶりのスキー場を見渡せば、なるほどプレオープン、左側のAコースしかオープンしてません。そうすると、それ以外のコースには手つかずのパウダーがあるはず!ん!?この縞模様は・・・ボーダーが滑った後か。そうですよね、昨晩雪も降らなかったので残されてるはずはないですよねパウダーなんて・・・

 

とか、思っていると山頂へ到着。昨シーズンケガでピリオドを打ったワタクシとしては、ドンドン滑っていく輩を尻目に念入りにストレッチ。年を食ったらここが重要です。ストレッチもそこそこ?にゲレンデに滑り込んでみた。イイ!やっぱりスキーはイイ!!体を傾けるとシューっと、スキーが弧を描きながら回り込む。夢中でこれを左右に繰り返す。足がぱんぱんになりながら、あっという間に下へ到着。所によりゲレンデコンディションが悪いところもあったが、昨日と比べると圧雪しているので良いとのこと。

やっぱりおもしろい!

初めはサロモンポケロケを使っていたが、2本ほど滑るとブッシュや石がコース内にはないことが分かったし、何よりエッジグリップが悪過ぎる。それにツインチップだとゴンドラのスキーを入れる所を選ぶため、乗れなかったりと効率が悪い。そこで、車まで戻って今度はkeiskiRGにチェンジ。

これで滑ってみると、さすが競技用スキーでグリップとスキーの走りが違う!滑る感覚に体と頭が慣れてきたので、もっと積極的にガンガン滑ってみたらやっぱりおもしろい!ぐわっと板がたわめば、ビュンと走る。それに、グリップが良いので思い切った体の使い方も出来る。これですスキーの醍醐味は!

いいんじゃない?

調子よく2本ぐらい滑ったら、今日は非圧雪の方へは行かない予定であったが、やっぱりゴンドラ上より見渡せば、面つるに見える右側のオープンしていないコースが気になりだした。keiskiRGではあるが、快楽主義のワタクシの思考は「いいんじゃない?」とコースコンディションが悪いことも忘れ、前向きな前向きな考えとなっていた。ゴンドラを降りるとシーズン中は開いているBコースへの扉は閉まったままだったので、ゴンドラ山頂駅を時計回りで迂回して、目的のコースへ向かった。

 

山頂の連絡コースにはボーダーらしき2〜3人の足跡があったが、それもBコースまで。C3コースはワタクシがファーストトラックか?とウキウキ滑り込んできたら、!?曲がりません。そうでした、雪はクラスト状にパックされていたことをすっかり忘れてました。とりあえず何とかなるだろうと滑り続けていたら、左ターンの時、内足が引っかかり、次に右足も引っかかりめでたく顔面から転んで1回転半。スキーはバラバラ、ゴーグルもしていない。帽子もちょこんと頭に乗っかっているだけで首筋は雪でパックされている状態。う〜んちょっと遅めの雪質チェック!はい、クラスト状態で間違いありません。

 

雪まみれになった帽子をはたき、雪の上に散らかったゴーグルは内側も雪まみれ。雪のネックコールマーを外して、2回目の滑走に準備を整える。通常であればスピードの乗る斜度でスプレーをこれ見よがしに上げて滑る斜面であるが、今回はチョー手強い斜面へと急変。スピードが乗ってスキーのトップが刺さってコケたら・・・なんて思うと、ゾッとしてビビリまくり。再び滑り始めたが、ビビリまくりのため、チョーポジションバック。クラストでただでさえ曲がらないのに、ポジションバックのためいっそう曲がりません。ついにはコース3/4以降はチョッカリ。スピードはドンドン出るし、刺さると死ぬと思ったら、ワタクシの視界は青空を見上げるくらい反り返る。うお〜と声にもならない声を上げながら、何とか平らの所まで到着。初滑りでこの雪質は辛すぎました。

 

この一本で体力を使い果たし、この後はレストハウスで休憩。11:30休憩中で本日の初滑りは終了。手強かった。

 

こうして08-09シーズンは始まった・・・

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