08-09 温泉スキー 志賀来スキー場 真昼温泉

志賀来スキー場

12/jan/09 3連休最終日の晴天の中、岩手県沢内を通っていると気になってきた「志賀来スキー場」と「真昼温泉」へ行ってきた。

 

10・11日と雪が降り積もって12日、しかも快晴であるが午後から天気が崩れる予報。目的の志賀来スキー場をwebで検索するも確かな情報は見つからないが、かいつまむと、下記の通りとなる。

 

”営業時間は9:30からで、1日券は600円と格安、標高差77m、距離は短いが急斜面・緩斜面ありで、上級者から初心者まで家族そろって楽しめる。リフトは3基。また、スノーモービルランドでは大自然を満喫できる林間コースでダイナミックなライディングが楽しめる。初心者向けのモータースクートから上級者向けまで3種類あり。” 

 

かなりのローカルスキー場と見た。V70XCで志賀来スキー場へ向かう間に聴く曲は”槇原敬之 STRIPS”。これが真っ青な青空と未知のスキーへ向かう場面にぴったりとマッチし、気分もアクセルも高揚する。

 

ウチから約50kmで目的の志賀来スキー場に9:00に到着したが、距離スキーをしている小学生が5・6人いるだけ。やっぱりというか、むしろローカル色強すぎたか?ロッジから見るゲレンデは、コースがV字に2コースあって真ん中にロッジがある。コース自体は短いが右の広い急斜面はリフトが動いていないらしく一部圧雪のパウダーゾーン。左のコースはTバー2基であるが、上部は動いていないし、一部圧雪のパウダーアリ。

 

とりあえず、下のTバーを2本滑り上部の動いていないTバーを横目にちょいハイク。ピステンが1往復圧雪してそれっきり。安全装置を設置したのでそのうち動くのか?と思いながら、山頂より奥羽山脈の岩手県側を見渡すと、いつも見ている秋田県側とは山並みが違って見える。白岩岳や和賀岳もこちら側からだとはっきりと見ることが出来る。とにかく天気が良く気持ちが良い。本当に天気は下り坂となるのか?と腕時計の気圧計を見ると、ぐんぐん気圧は降下中。やっぱり晴れ間は午前中だけか?

 

一通り写真を撮って、ちょっと急斜面のパウダーゾーンへポケロケで滑り込むと、朝の気温が低かったのでふかふかであるがスキーが滑る。ミドルで気持ちよく下まで滑ると、地元のスキに話しかけられ、町の予算がなく下のTバーだけは動かすとのこと。不況の波はこんな田舎までやってきている。

 

上部から(非圧雪地帯)シール歩行でゲレンデ右のパウダーゾーンへ渡り、シールを外して雪の感触を確かめると、太陽の当たりは良いがまだ腐ってはいないし、結構良い斜度である。広い斜面であるためコース取りをイメトレし、いざドロップ。スピードに乗ったロングで、手つかずのパウダーエリアに一筆書き。やっぱり気持ちいい。調子に乗って再びハイクして、今度は真ん中辺にロングからミドルでメイク。1本目と違い、所により足が取られ、雪が腐ってきたらしい感触。これでこの斜面は終わりとした。

 

その後、緩斜面を2〜3本ながして11:30終了。ロッジで自分がけのトラックを見ながら、いつもの食事。メインの部屋には石油ストーブが鎮座しているが、別棟には立派な薪ストーブがあった。もしかして火を入れてくれるかなと思っていたが、結局入らなかった。石油を買って暖を取るよりも、そこいら中にある森林資源を燃料として使う薪ストーブで暖を取った方が何倍も暖かいし、経済的と思う。薪ストーブにあたれなかったのが残念。

 

スキーの次は温泉。近くにバーデン沢内があったが、これまた何となく気になっていた「真昼温泉」へ行ってみることとした。志賀来スキー場から国道1号を雫石方面へ20分ぐらい走り、「真昼温泉」の看板を左折して、しばらく行くと、田舎にあるログ風の小店かなと思って通り過ぎそうなその建物が、「真昼温泉」であった。

 

中には管理人のおじさんと、客が二人だけ。浴槽は5人も入ればいっぱいと小さめ、洗い場は3つしかないと、本当に地域に根ざしている立ち寄りの温泉である。湯加減はちょい熱めであったが、しばらくぽかぽかとしていたので、芯まで暖ったまる温泉であった。ここも超ローカル。今回の目的にはぴったりマッチした。

 

「志賀来スキー場」は「しがない」のか?

 

 

 

 

<左のphotoをクリックするとスライドショーへ飛びます。今回もmobile.meへUP。スライドショーの下にアイコンがあるので、4タイプの見方が出来ます。>

 

 

inserted by FC2 system