11-12 小安温泉スキー場パウダー天国+露天風呂でゆったり

良く降る雪

2012/1/14 3:30いつものように除雪車がウチの前を通りる。この音で今日も雪が積もっていることを知る。

 

5:00 起床して、車の雪を払い、回りの雪をスノーダンプで寄せる。昨日は仕事で仙台へ出張であったが、向こうはほとんど雪がなく、ココは裏日本。表日本が乾くほどココでは雪が良く降る。

 

今日の積雪は15〜20cm程度か?今シーズンまだ行っていない小安温泉スキー場へも、きっと良い雪が降っているはずだと思う。湯沢市の最高気温はー2℃と今日も真冬日。絶好のスキー日よりである。そして、小安温泉スキー場へ行くことを決めた。

 

田沢湖スキー場よりも近いため、7:45ウチを出発し8:45には小安温泉スキー場へ到着。営業は9:00であるため身支度をすませて午前券(1,400円)を購入。リフトに一番で並んでいたら、まだピステンがゲレンデを圧雪中であるため15分遅れでリフトへ乗車した。パトロールの次であるので、一番リフトをゲット。

 

今回もお世話になるコースはいつものチャンピオンコース。圧雪との段差を見ると、たっぷりとパウダーをため込んでいる様子が分かるし、前日のトラックも1本限りでとまさにグットコンディション。はやる気持ちを押さえて、まずはどこから攻めようかとイメトレ。一番おいしい向かって右側の急斜面をロングで頂くことにした。

今シーズン一番のパウダー

リフトから降りて、誰のトラックも着いていないチャンピオンコースへドロップ!んっ!スキーが埋まってうまく進まない。雪質もいいが、ロングなんて出来そうもないくらいの腰丈のパウダーのため、埋まってしまう。チョッカリでオーバーヘッド!急きょショートへ変更し、いつものジャンピングスポットでジャンプして、パウダーに潜るとオバーヘッド、浮いたところで息をして再び潜るとオーバーヘッド。誰もいないチャンピオンコースにオレの「ひゃっほー」が響き渡る。今日は今シーズン一番のパウダー大当たり!

 

一本目で、すでにつま先から頭のてっぺんまで雪まみれ。一人ニヤリ。今日のお客は地元の小学生のポールレッスンと家族連れが少々のみで、ボーダーやファットを履いた輩は一人もいない。もしかして今日のチャンピオンコースはオレ専用か?だったら答えない訳にはいかない。ロングが出来そうもない位の積雪だったので、ココはショートで端から順序に滑っていって、ある程度トラックついたところで、ロングに移行する作戦を思いついた。後に続く輩は誰一人と無く、とにかくオーバーヘッドを繰り返してチャンピオンコースにトラックを刻み続けた。

レイヤリング

今回のレイヤリングは、ライトウェイトベースレーヤー(ノース)+R.5(patagonia)+インサレーション入りのベスト(ノース)+ルビコンダウンジャケット(patagonia)の完全武装で向かった訳だが、シンミリと指先が寒くなってきた。確かに面白すぎて、夢中になってはいたが・・・

 

時計を見ると10:15と開始から丁度1時間経過。滑れば滑るほど寒くなっていき、1時間が限度か?レストハウスで帽子を取ってみたら、ビーニーの耳当てにこれでもかと雪がワンサカ。オーバーヘッドの賜物、全く気づきませんでした。

 

レストハウスで暖を取った後は、ショートターンでトラックを刻んだので、それほど沈まなくなった頃かと思い、ロングターンを試すことにした。チャンピオンコース上部は、助走を付けるべく1本道とし、第1のギャップで左右へと振り分けるコースを取る。途中で深く潜りすぎると失速する場面もあったが、自分が付けたトラックの上をドドドドド〜と潰しながらロングをメイク。コレも面白すぎ。

 

やっぱり途中のギャップが面白い。後ろに乗ったままギャップで飛ばされると、スキーのトップが思いっきりそり上がったまましばらく飛ばされて、CYCHOsweetGのテールで雪面をとらえながら着地 → ぐぃ〜んとロング。このスリリングさが、何とも面白い。フラットよりはデコボコ、デコボコよりはマッシュが飛距離がででよろしいかと・・・。

露天風呂は超難所

13:00までしっかりと滑り込んでパウダーは終了。ランチの後は、隣接するとことん山の露天風呂へ行ってみた。料金はリフト券の発売所で350円を支払うと、森の中に道がついていて、とぼとぼ歩いていくとそれはあった。

 

キャンプできたとき、入浴したことはあっても真冬に入ったことはまだ無かった。入口を入ると脱衣室があるが、当然暖房はない。なぜか未だに扇風機はあった。素足で床煮立つのが厳しいぐらいの床の冷え込み具合。お客はオレだけで誰もいない。バスマットの上でいそいそと着替えて内風呂に入ると暑すぎない湯加減で気持ちが良い。じんわりと湯のぬくもりを感じながら体を伸ばす。内風呂と言っても、目の前の壁はなく、寒風が吹き込みやすい。

 

暖まりながら、

「そういえば露天風呂が2個合ったけな。」

と思いだし、下をのぞき込んだら、眼下に1つは見える。しかし、そこへ行く道は厳しく、石段の上に雪が5cmは積もっている超難所。滑って転んだりしたら・・・考えただけでも恐ろしい。ある意味チャンピオンコースより手強い難所。

 

十分に暖まってから、意を決して雪の中を眼下の露天風呂に向かって歩いいていくと、ハンパでなく足が冷たい。しかも丁度風が吹いてきて木々に積もった雪がこっちに向かって落ちてきやがる。

 

「マジ、ヤバイ」

 

裸体に雪を浴びながら、小走りに露天風呂に片足をつっこんだら、

「うへっ、ヌルい」

とてもつかることなど出来ずに、足早に元の風呂へ引き返して湯につかると生き返った・・・ふぅ。

 

せっかく来たんだからと、もう一度チャレンジ。今度は2個目の露天風呂へ向かった、絶対転ぶことは許されない・・・一人雄叫びを上げながら小走りに歩いていって、2個目の露天風呂へ入ってみると、そこは最初の露天風呂より暖かかった。ゆっくりと景色と湯を楽しんで、帰りに内風呂で暖まりなおして、気分もカラダもリラッス。雪も温泉も最高です、小安温泉郷。

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