インチアップと空気圧

インチアップをしたら轍に取られる

結果から申しますと、インチアップしたら高気圧は高めがよろしい。

 

01年式のV70XCに2010/08/07に215/65-16ピレリスコーピオン+純正ホイールから235/50-18+OZ RACING CARAVAGGIO(カラバッジオ)へスイッチしたわけであるが、以前書いたとおり轍に取られやすくなり、どこへすっ飛ぶかわからないので、F1並にハンドルから手をはなせない状況でいたので、結構疲れる感じがしていたし、道路の継ぎ目なんかでもドンとくるショックに閉口。

 

当然カミさんからも

「運転しにくい(怒)!!」

 

と文句を言われていたが、見た目がいいこととカーブが安心して曲がれることを強調して説明していたが、ハテさてどうしたモノかと考えを巡らせていた。知り合いのショップの話では、タイヤメーカーを変えると治ると言われたり、スタビを変えると良いと言うWebサイトを発見したりで、どうにかしてお金をかけずに治るモノはないかと思っていた。

アライメント

後日、知り合いのショップにてアライメントを取ってもらった。タイヤの外側が減るのでそれもアライメントでどうにかならないかと思ったが、トーアウトだと外側が減らないが、直進安定性が悪くなり、トーインだと外側が減るが直進安定性が良くなると、相反するチューニングとなるらしい。ここはタイヤはもったいないが、直進安定性を優先するべく若干トーイン気味にしてもらったところ、何となく改善はあったがはっきりとした違いはわからなかったのか正直なところ・・・。

空気圧

そうしてしばらく乗っていたが、やっぱり気になってサイト検索。検索ワードは「インチアップと空気圧」。タイヤメーカーのサイトもあるが、何とか値でもって空気圧をきめるとか?(この時点でわかっていない)タイヤのサイドにマックスの高気圧値が書いてあるので、それ以上は危険ということはわかった。

ちなみに自分のタイヤはダンロップ製の「VEURO VE302」

 

  • MAXPRESS 350pKa
  • MAXLOAD 730kg

 

最大積載量はキャンプ用品やダウンフォースを足しても問題ないと思うし、高気圧だってこんなに入れない。

 

早速計ってきたところゲージは2.4を示した。サイト検索でヒットしたところでは、3.0から初めてだんだんと減らし、良いところで落ち着かせたことが書いてあったが、さすがに3.0からではなく、このサイトかで一番良いとされていた2.6を試してみることとした。

 

早朝H24営業のセルフスタンドへ行き、高気圧を2.4→2.6へUP。そして試乗した。

 

おぉぉぉ。

 

いつもであれば轍でぐいぐいとハンドルが取られるところがそれほどでもなくなったではないか。

 

次に舗装の悪いところで乗り心地のテスト。

 

ほぉぉぉ。

 

今まではドンとショックが伝わっていたが、高気圧を高めたらまるでタイヤがショックを吸収している感じがした。当然ダンパーも良い仕事が出来るようになり、見違えるように乗り心地が良くなった。

 

ダンパーとブッシュは新品に交換済みだし、それにタイヤが素晴らしく良い仕事をするようになったので、たとえスピードを出さずとも、何気ない道をV70XCで運転するのが気持ちいい。轍にはそれほど気を遣わなくなったし、タイヤもパンと張った感じで良く転がる感じがする。そういえば自転車の空気圧を高めに入れると乗り心地が良くなるし、ペダルも軽くなるのと同じことだ。

 

たった0.2のUPであるが、これほど変わるとは思わなかった。しっとり感を求めるとすれば、空気圧は低めとするが、ショックは吸収しきれないために乗り心地は悪化する。純正サイズの空気圧適正値の2.1を試したが、これは65サイズ用であるため、50だと全然ダメであった。タイヤが薄くなると容積が少なくなるので、そこは高気圧高めでカバーと言うことか?今回はたまたま扁平率65→50で高気圧は2.1→2.6が丁度良かったわけだが、色々調整をしていくと更に良いところが見つかるかもしれない。

 

結論

インチアップしたら高気圧は高めがよろしい。

高速走行も気持ちいいが、タイヤとダンパーがショックを吸収するのがわかる低速走行が気持ちよく、喜びと快感さえ感じる。先日15万kmを突破したが、まだまだ01年式V70XCは色あせることはなく、むしろ艶が出てきたようだ・・・

 

 

DATE:2011/10/15

PRICE:

  • 高気圧調整 タダ

 

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