ドリルドローター
ブレーキローター交換もV70XCの一連のリフレッシュ計画の一つ。
リヤのローターとパッドは前回の車検時にDIXCEL製で交換済みであったが、フロントはまだであった。
最近、かなり気になる車がある。
それは
FIAT 500 ABARTH ESSEESSE
タダの500が「ABARTH」になると100hp→135hp、これにESSEESSEキットを装着すると160hpとなる。このキットには、ドリルドローターも含まれており、youtube↓ やみんカラばかり見ていると、
ブレーキローターに穴が空いているとなんかかっこいい!
と、擦りこまれてしまった。
ipdへ注文したかったが、スリッドローター(285mm)しかないし送料が高いのでwebで調べた所、「voing」でドリルドローターを販売していることを突きつけ、ポチッとしてしまったワケ。
M1944D Brake Pad Set Front Semi-Metallic material(Mintex製)
なかなか付ける時間がなかったが、ショックを交換する時に一緒にやってしまおうと取りかかるモノの、スプリングがうまく縮まないため、ショック交換を断念して、ローター+パッド交換へとシフト。
手順
- キャリパーを止めているネジを2本を緩ませキャリパーを取り外す。
- パッドを取る。*1
- ローターを止めているネジ(11番)を緩ます。
- ローターを当て木を当てながらコンコンと叩くとローターが取れる。
- 逆の手順で組み込むと完成。
*1・・・ここで、パッドをそのまま取るとブレーキのピストンが出て来ているので、SST等でこのピストンを戻さなければいけないが、裏技で楽々インストール。
それは、ブレーキのエア抜きに使うバルブを緩ませ、キャリパーを取る前にパッドとローターの間にマイナスドライバーを滑り込ませ、ぐいっとピストンを押し込むと押し込んだ分だけブレーキオイルが出るので、その後再びエア抜きに使うバルブを締めると、ピストンが押された状態をキープできる。
後は新しいパッドを組み込んだら、ブレーキを踏んでピストンを元に戻し、あふれたブレーキオイル分を足せば完了。
見た目がイイが・・・
ショック交換を断念してからの取りかかりのため、かなりの時間がかかってしまったが、見た目がかなりレーシーとなって非常に良い見栄えとなった。穴の空いていないローターに比べ、ドリルドローターは約1万円のエクストラコストがかかるが、早々交換するモノでもないので今回はコストをかけて満足を得ることとした。
確かに見た目は良くなったが、ローターの重さがハンパでなく重い!!宅急便のお兄ちゃんが小さい箱の割にかなりの重さのため落っことしたそうな。かなり気合いを入れて持たないと持てないくらいの重さ。純正の重さは分からないが、何となく重くなったような気が・・・バネ下加重が軽ければ軽いほど軽量化の効果があると言われ、セラミックローターを一部のスポーツカーで採用しているが価格は100万円をこえるらしく、軽さと強度はお金がかかると言うことか?
ブレーキ鳴きは効く証
ブレーキパッドは、先日ipdから購入した中にすでに入れ込んであった。945にも、セミメタルを入れていたが、上場の効きであったので今回も注文してみたが、ローターとの相性が悪いのか、とにかく片側のブレーキの鳴きがひどい。カミさんからクレームが入ったが、「良く効くブレーキを入れたから大丈夫」と誤魔化す。945にインストールしたBPRのセミメタルは鳴かなかったが、Mintexはだめなのか?
まだ、ハードブレーキングはしていないが効きはいかほどでしょうか?初期制動は良さげですが。それと、以前に増してブレーキダストがホイルへ付くようになった。これも効いている証拠か分かりませんが、減っているからダストも出るのであろう。
そういえば、面倒だったのでブレーキグリスを塗らなかったので、それが原因で鳴くのか?
DATE:2010/4/26
PRICE:
- スポーツローター タイプDD(voing製)26,900円+送料1,200円
- M1944D Brake Pad Set Front Semi-Metallic material(Mintex製)$32.32
ODO:136,700km
約2ヶ月後
インストールしてから約2ヶ月後。とにかく効きが良い!すばらしい。特に熱が入ったときはより効くようだ。それに、ある日から境にブレーキ鳴きもなくなり、すこぶる快適。ようやく一皮むけたからであろうか?
返って鳴くのは、リヤに入っているDIXELのノンダストパッドの方。これがずっと前からキィキィと鳴く。確かにブレーキダストは出ませんが・・・