コントロールアームブッシュ(F+R)交換 

いよいよ最後のパーツ コントロールアームブッシュ

ipdより購入したバーツ類も手つかずは残すところコントロールアームブッシュぐらいとなった。春から続く今回メンテナンスのテーマは足回りのリフレッシュ。今後20万キロまで行くとすれば、今のウチに交換しておけば良さげなところをピックアップしてインストールしてきた訳だ。

 

残すは、良く切れると言われるコントロールアームブッシュの交換をお盆前に行った。このブッシュはボルボの足回りを柔らかくしている一大要因であり、これが切れると足回りからカタカタと音がしてくる。通常のブッシュであれば、堅かろうが柔かろうがゴムがびっしりと入っているワケだが、なぜかこの種のボルボは隙間があって、良く動くが切れやすい仕掛けとなっている。

インストール手順

交換の簡単な方法としては、ASSYでプッシュインストール済みのモノ($85.19×2)を交換であるが、手間はかかるが予算を考えるとブッシュ左右合わせて4個の交換がベーターチョイスということでブッシュのみオーダー。

 

Parts

 

 

手順

 

  1. アンダーパネルを外す。
  2. サスとコントロールアームが繋がっているボルトを緩ませる。
  3. ボディ側のコントロールアームブッシュ(フロント)2本のボルトを緩ませる。
  4. コントロールアームブッシュ(リヤ)1本のボルトを緩ませる。
  5. あおるとガタッとコントロールアームが取れる。
  6. プレス器で古いブッシュ2個を取り外し、新しいブッシュを圧入する。
  7. 取り付けは、スタビエンドとブレーキローターが止まっているボルトを緩ませる。
  8. 足回りを下げながら、逆の手順で取り付ける。
  9. これをもう片方をやると完成。
  10. 使用したコマ 17ー18-19-20-21-22mm

以外と手こずる

上記の手順で、4のところでナットが舐めてしまい、時間をロス。CRCをかけて(初めからやれば良かったと後悔)、メガネ21mmをカナヅチで叩いて奥までしっかりとはめ、祈りながらゆっくりと回したら外すことが出来た。ここが一番緊張したところであった。後でネジ屋で新しいナット(60円)を購入しリカバリー。なぜか21mmだったナットが22mmとなったがヨシとする。

 

ブッシュの圧入にはプレス器が必要なため、いつも車検をお願いしていて945でもお世話になった近所の修理工場で格安(1,000円/個)でブッシュを入れてもらった。

 

8でもかなり手こずり、なかなかサスが下がらずコントロールアームが繋がっているボルトが入らなかったが、これも奥義(煽り棒)炸裂で何とか気合いで入れ込むことが出来た。

 

コントロールアームを外すところまでで、かかった時間は約2h。修理工場でブッシュ圧入で約1h、取り付けで約2h、合わせておおよそ5hの作業となった。楽をしようと最小のバラシで行うと、後で意外と苦労することは毎回分かってはいるが、つい手抜きをすると、ツケは後からやってくる。

 

この後、ついでにマフラーハンガーが折れていたので2箇所溶接していただき、やるべきところはほぼやった感じがする。

インプレッション

インプレッションしてみたが、コントロールアームブッシュが切れていなかったこともあり、ほとんど違いは分からず・・・。まぁ、予防とゆうことでやった仕事でしょうか。これて足回りはほぼ完成した訳であるが、変化を感じることが出来たパーツと言えば、HDスタビエンドとショックの交換であった。

 

このぐらい時間と金をかけたので、20万キロまで走り抜く・・・多分それ以上・・・

 

DATE:2010/8/6

ODO:139,000km

TIME:昼飯込み約5hour

工賃:6,300円(ブッシュ圧入4個+マフラーハンガー溶接2箇所)

参考:為替 1$=約90円

 

*インストールの際は、自己責任で気を付けてお願いします。

 

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