マッキントッシュ(McIntosh) MX406オーバーホール(2回目)

トラックが進んでも音が出ない

いつからか、V70XCのマッキントッシュ(McIntosh)CDレーシーバーMX406にCDを入れてもトラックが進んでも音が出なくなってしまった。 CDクリーナーをかけても結果変わらず・・・いろいろ悩んだ末に思い出したのは、以前ピックアップの交換をお願いした事のある「西九州電子(長崎県」。

 

今回もとりあえずwebで修理見積もりを依頼。翌日にはメールで見積もりが来る迅速ぶり。

 

  • 見積もり金額:12,000〜13,000千円(工賃含む)

 

と、思ったよりも安い。またもやピックアップ交換と思ったが、それ以外の部品みたいだ。

 

送料はココ秋田から長崎まではこBOONで1330円。 早速土曜日にはにV70XCから取り外し、日曜日に長崎の西九州電子までMX406は旅たった。

配線図

ザクザクとコードを外してあっさりとMX406を取り外したモノの、果たして元通りにケーブルを繋ぐことが出来るのか?とちょっと不安。webで配膳図を探すも、すでに発売終了からしばらく経っていたし、代理店も様々換え割ったことから目的のMX406とMPM4000の配線図は見つけることな出来なかった。

 

まぁなんとかなるさ!とお気楽に考えてはいたが、正直少し不安・・・。日曜日に夏物から冬物へ服の入替をしていたらV70XCを買った時の書類が入っている茶封筒を発見。中身を見ると名義変更やらナンバー取得、車庫証明の書類が入っていた中に、MX406とMPM4000の配線図が出てきた。そういえば、ケーブルの種類が分からず当時の代理店であったクラリオンにTELし、配線図をファックスして貰ったモノだった。しかも、V70のコンポ裏の配線図&オーディオ取り外し&ドアスピーカー取り外しが書いてある紙も入っていた。

 

「流石オレ!必要なモノは全て用意してあったんじゃないですか!!」

 

昔のオレにいたく感心し、念のために出てきた配膳図を スキャンニング(PDF) → Dropboxへ保存。コレで紙本体を無くしてもクラウドに保存したのでバッチリ。

修理完了

九州長崎は以外と近いモノで、送った2日後には現物が西九州電子に届き、正式な見積もりがメールで届いた。

 

部品:6,800円(トランジスタ、コンデンサ)

工賃:6,000円

合計:13,824円(税込み)

 

早速、正式に修理依頼をしたら次の日には完成し、送料は向こう持ちで料金代引きで発送とのこと。仕事が早いですね。 木曜日には修理が完成したMX406が自宅に到着。土曜日の午前中に配膳図を頼りにV70XCにインストール完了。前回まではパワーメーターMPM4000をMX406の上に取り付けていたが、今回は取説どおりの上からMX406、MPM4000と重ねてた。なんか見た目が違ったのでフレッシュ感が出てよろしい。コレ大切です。

 

戻す前にCDを入れて音出しをしてみたら難なく鳴った。左右前後の配線も間違いないし、ライトオンでMPM4000の「McIntosh」のイルミネーションも灯りOK。配線が多いため、インストールに少々手間取ったがそこは力業で解決。

MC431 ゲイン調整

フロントスピーカーはしばらく前にJBL RT602C+N→マッキントッシュMSS471(中華から購入)に替えてあり、このMSS471は音圧が低くリヤはノーマルのためフロントとバランスが悪かった。今まではパワーアンプMC431のゲインは4chとも最低にそろえてフェーダーで音を揃えていたが、フロントゲインは3/4 リヤは1/2に調整したらフェーダーをいじらずとも音が整ったようだ。それに、このMC431は150Hz ー3orー6 45Hz +4or+8の調整が付いているので、今回は150Hzをー3 45Hzを+8 バランスフラットで丁度良い感じとなった。

MSS471

以前インストールしていたJBL RT602C+Nは中古で購入したが定価12万円もすることもあり、中音に個性があり女性ボーカルやトランペットが非常に綺麗に聞こえ、何とも高級そうな音がするスピーカーであった。

 

MSS471は6.5インチと口径が大きくマグネットも大きいので、重量級のスピーカー。ズドンと来る低音を期待していていたが、中華からの取り寄せだったので本物かどうかが疑わしいし、本物のマッキントッシュサウンドを聴いたことがないので、コレも本当のところは分からない。

 

JBL RT602C+Nと比べると、中音がさっぱり聞こえない。音圧が低いせいか、ボリュームをある程度上げないといい音がしてこないようであり、細かい音の描写が苦手(ダメ)なようだ。今回のMC431の調整で何となく前よりはよい響きとなったようで、特にベストマッチな曲は

 

「DuftPunk RadomAccessMemories」

 

コレは低音の広がりとリズム感がMSS471と今回の調整にズバリハマり、MPM4000のパワーメーターが揺れる加減もよろしい。音に感動があるかと言えば・・・感動はない。JBL RT602C+Nは音が鳴った瞬間に感動が合った・・・幸いMC431の45Hzを+8に調整したため低音はある。スピーカーの特性か分からないが音が堅い。よく言えば締まりのある低音というものなのか?出来れば今度は響きの良いボーカルが良く聞こえるスピーカーをインストールしたいと妄想。

 

DATE:2014/10/18

PRICE:13,824円(税込み)

ODO:171,336km

TIME:ゲイン調整も含めて約1H

 

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