V70XC　雨漏り修理

カーペットがぐっしょり・・・

3月のある日にV70XCのカーペットのスポンジがぐっしょりと濡れていたのを発見してからようやく修理完了となったのがゴールデンウィーク前の4月の最終週。結局の所2ヶ月ぐらいかかったのは、修理をお願いしたショップで冬タイヤから夏タイヤへ交換の時期と合致してしまったので、それが一段落する4月中旬でないと時間が取れないからであった。その間に自分で出来ることと言えば、１,カーペットを乾かすこととと　２,原因の究明。

１,カーペットを乾かすこと

実家のストーブに当てて乾かした（3月中）運転席側。新聞紙やタオルでしたたり落ちる水分を出来るだけ吸い取り、日差しのあるとき外で干した助手席側。4月中旬となったら駐車場の雪も消えて、暖かい日差しを利用して2日間で乾かし切った後部座席。

助手席と運転席のシートを外しての作業であったが、V70XCのシートたちは電動であるためチョー重い。絶対腰を痛める事間違いなし。さらにバッテリー端子を外さないでシートの下にあるカプラーを外したところ、エアバックのエラーが付きっぱなしとなり、コレはデボルボィーラー等の診断機がないと解除できない。カーペットは持ち上げると水がしたたり落ちるぐらい濡れていた。

後部座席のカーペットは、後部座席の座面とフロントシートを外さなければ取れない。これはフロント側を乾かし、次の休日に作業するためタイムラグがあったので再びフロントシートを外しての作業。コレもなぜか持ち上げると水がしたたり落ちるぐらい濡れていた。

このことから、カーペット全席ズブ濡れ。前の席はまだ分かるが、どうして後ろの席までズブ濡れなのか？フロントシートを取り外しカーペットを外して初めて分かったことだが、シート下にトンネルが通っているので、そこから流れ込んだらしい。

しばらくは、全席のカーペットをはぎ取りった後にシートを付けたレーシングカーバリのスパルタン使用でV70XCを運転していた。もちろんヨメも。

２,原因の究明

原因をWeb検索したら、排水溝が詰まっていることで漏れることがあるらしいことから、サンルーフの排水口から水を入れてみたり、窓下にある排水溝にホースを突っ込んでみたがジャバジャバ下に落ちるだけで室内には水が入ってこない・・・さてどうしたモノかと途方に暮れていたら、夜に雨が降ったのでV70XCに行って確認したところ、なにやら助手席のダッシュボード裏からカーペットをはぎ取り鉄板向きだしとなった床にぽたりぽたりと雨の滴が落ちてきた。

のぞき込んでよ～く見てみたら、ブロアファンからしたたり落ちる雫。多分ブロアファンの更に上からしみてきているらしい。色々考えたが窓の下にある排水溝から入り込んでいるのか？または窓とボディーの接着面から染みてきているのか？・・・それは考えたくない。あれこれ考えたら寝不足・・・とりあえずの対策としてはビニールシートとバケツとタオルでしばらく雨水を集めることで対処。

原因

ようやくショップから入庫しても良いとの話があり、仕事帰りにV70XCを預けたのが４月中旬。ショップでしばらくあれこれと水をかけてテストして見るも、水が染みてこないらしい。まるで腹が痛くて医者に行ったが治ってしまいアレ？痛かったのどこ？って感じか。降雨の時に染みてきたことを伝えたら何となく原因が分かってきたらしい。

本来であれば、窓下にある排水溝に雨水が集まり排水されるモノが、うまく集まらないので外気を導入するブロアファン上部から内部に染みてくるらしい。

対処法

外気取り入れ口の上部に傘を付け、更に流れ込まないよう土手を作る的なこと。

以上のことを行った結果、しばらくテストしても流れ込まなくなったことを確認したとの連絡が入った。無事修理完了したのは４／２６。いったいいつから雨漏りが始まっていたのかは定かでないが、これを知らすにいたら、漫画みたいに「ドアを開けたら水がザバーって出てきた」的になったのではと考えただけでも恐ろしい。降雨の時にときどき出てはV70XCの助手席奥に手を突っ込んで確認してみたが、あれ以来手が濡れないことから本当に完治したと思われる。はぁ～、これで降雨の時でも安心して寝ることが出来る。今までは仕込んだバケツにちゃんと流れ込んでいるのか？とか、どのぐらい溜まったのか？とか心配でおちおちねてもいられなかった。