RECARO A8 Ver.2 張替完成

いよいよ12/31に完成

RECARO A8 Ver.2を張替に出してから、しばらく立つがいよいよ12/30に完成すると前回おじゃましたときに告知されていたので、TheDayの12/30にTELがいつ鳴るのかと待っていたが、夕方になっても鳴らず、もしかして年内のデリバリーは無理なんじゃないか?と思って、諦めモードで晩酌を飲み始めていたら、iPhoneが鳴った。TELの相手は待っていた工房の店主からで、「12/31の10:00過ぎに来てください」とのお知らせであった。半分諦めていたところに吉報が入ったので、俄然楽しくなって晩酌が進み、寝るときも完成したRECARO A8 Ver.2を妄想すると、ワクワクしてきてなかなか寝付けずにいた。

 

翌日の12/31、2011年も今日で最後。10:00過ぎの引き取り後、スムーズに取り付けるべく9:15〜まずは助手席の純正のシートを取り外し、ペアで買っておいたシートレールを取り付けることとした。ネジが舐めることのないように慎重にやって、所要時間は30分でシートの除去とベースフレームの取り付けが完成。

工房へ向かう

そうしている間に、約束の時間がやってきたので、まるでレーシングカーのように助手席のないまま、張替をお願いした工房へ向かった。その工房は山岡テント。工房の中を掃除中にうかがった。

「ど〜も〜、御難気かけていますぅ」と中にはいると、張替が完成したRECARO A8が置かれてあった。それも2脚。依頼は最初1脚のみであったが、ヤフオクで出物があり、何度も競り負けたがようやくゲットしたのを、追加で1脚お願いしていたからだ。

 

店主といろいろ話していたら、どうも全く同じモノではなかったようで、最初のブラックシェルのA8は多分オリジナルタイプで、2脚目のシルバーシェルのA8は座面がSR2又は3のタイプに交換されていたかのようで、座面の一番ケツの部分に耳がないタイプであった。また、バックシェルに生地がくっつくところが微妙に違っていたりで、全く同じように作れなかったので、大変であったとのこと。ムリ言って済みませんでした。

A8の張替使用

お話を伺いながら、完成したRECARO A8 Ver.2をシゲシゲと見回し、写真を撮る。張替をお願いした使用はこうだ。

 

  • サイドはブラックの合皮(後に、内側は本革、外側のみ合皮)。
  • センターと座面はグレーのパンチングアルカンターラ。
  • ステッチはグレーのダブルステッチ。
  • ヘタリや、割れているウレタンは修正して、5mmのウレタンを生地の下に張り込む。

 

パンチングアルカンターラは在庫がないと言うので、仙台のショップ カスタマイジングよりそれを2mを購入し、持ち込みOKと言うことなので、生地を山岡テント店へ持ち込んでお願いした。

シック

始めてアルカンターラというモノに触れたが、手触りが柔らかく本当に気持ちが良いし、パンチングが入ることにより、よりスポーティ感が増したようだ。それにブラックの本革がまた良い味を出していて、グッと高級感が増したようだ。

 

グレーのダブルステッチであるが、これはセンターと座面のグレーのパンチングアルカンターラと会わせたモノで、何となくシックな仕上がり具合。丁度、このRECARO A8 Ver.2をインストールする車もシルバーだし、内装も元々グレーを基調としているので、カラーリングは合わないはずがない。確かにレッドステッチにも憧れはあるが、車内にレッドのモノがいっさい無いため、この案はボツとなったが、ブラックレザー+グレーパンチングアルカンターラ+グレーダブルステッチはシックである。

インストール

この仕上がったRECARO A8 Ver.2を助手席を取り払った車に2脚入れ込んで、ウチに帰った10:30頃から本格的なインストールに取りかかった。実は以前取り付けていたTRENDのベースフレーム(AM19用)を取り付ける際に、焦って取り付けてしまったため、車体側のネジ山を壊してしまっていた・・・

ネジを切って貰うにも今日は大晦日、どこの修理工場もショップもお休み。休み明けにネジを切ることをすることにして、腹を決めて山をつぶしながら無理矢理ねじ込んで2脚のインストールが出来たのが12:15であった。多分、ネジの山をつぶすようなことをしなければ1時間は時間短縮できたであろうと思う。

 

その後、取り払った純正のシートを実家へ持っていき、すべて完成!

このRECARO A8 Ver.2を取り付けた車は、カミさんのVitz。しかも16万キロオーバー。自分が通勤用として使っている訳であるが、良いんです、気持ちよければ!!

インプレッション

純正のシートを実家へ運んでいるときにインプレッション。

 

サイドがつぶれていたところを修正した後、皮を張り込んで貰ったので、エッジが復活して良いし、センターと座面のパンチングアルカンターラは、イモラカラーだった生地と比べると断然暖かさが違うし、肌触りも断然良く、非常に気持ちが良いし、5mmのウレタンを生地の下に張り込んで貰ったためか、パンと張った感じで、少々肩のサポートが増したようだが、全体としてはふっくらとして、気持ちが良い。

 

オリジナルのイモラカラーの生地と言えば、夏は暑くて蒸れるし冬はひんやりとして冷たかったが、コレからの季節はありがたいし、夏も通気性が良さげなので、快適なのがが期待できそうある。

不満を強いて上げるなら

全体として非常に満足した仕上がりとなった。

 

強いて不満を上げるとすれば、バックシェルがブラックとシルバーとなっていることと、シルバーに少々塗装のハゲが見られることと、シルバーシェルの方でガタが見られるので、このがたつきは後日修正したいと思う。バックシェルの再塗装も考えて、板金屋へ言って聞いてみたら、

「仕事が忙しいのでそれには構ってはいられないし、結構費用もかかるかもしれないので、自分でやったら?」

との返事で、まぁ、予算もなかったので暇があったら自分で出来たらと思う。

 

今回は2脚とも張り替えたことにより、乗って気持ちが良く、助手席を見て楽しい使用となった。毎日の通勤が俄然楽しみになった。Vitzに乗りてぇ。

 

ついでにステアリングも・・・

実はついでにステアリングも交換していたんです。シートの張替が完成する前にポチッとしてしてしましました。パンチングアルカンターラに合わせて、パンチングのナルディ35パイに交換してしまった・・・。

 

シュアラスターのレザークリーナーで磨いてから取り付けたが、コレも気持ちが良い一品。

 

 

DATE:12/3〜12/31

PRICE:

  • 張替代・・・モニター価格のため内緒(山岡テント
  • パンチングアルカンターラ 1万円/2m(カスタマイジング
  • レール 3,780円/2個(ヤフオク)
  • RECARO A8 Ver.2 約40,000円/2脚(ヤフオク)
  • ナルディ(パンチングレザー35パイ) 2,999円(ヤフオク)
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