ヒーターの効きが悪い
今年は特に寒い日が続いているが、V70XCの水温計が真ん中を指さなくなったようで、実は指さなくなってからしばらく立っていたような気がする。おかげでヒーターの効きが悪いようだし、何と言ってもオーバークール状態で走っていることになる訳だ。何でも、V70XCのエンジンはアルミ製のため放熱性に優れているので、熱いよりは寒いのが燃費も悪くなるらしい。
原因はサーモスタット
原因はサーモスタット。閉じるときに閉じていない訳で、ず〜とクーラントが循環していることになるので、想定してある温度まで上がらないことになる。ようやく意を決して、ipdへ注文して待つこと10日目で国際便が届いた。注文したブツは以下の2点。
- THERMOSTAT WHITE ENGINE $ 13.70
- AP POWER STEERING RESV $ 15.81
Shipping Amt:$ 25.00
Total Amt: $54.51
サーモスタットとパワステリザーバーキャップ。パワステのオイルが上部より漏れていたので、これを交換すれば漏れは無くなるだろう。そんなわけで、2011/02/12 2月の連休中日に修理することにした。
サーモスタット交換手順
- トルクスネジで止まっているタイベルカバーを外してずらす。
- ラジエターに続いているアッパーホースを外して、クーラントを抜く
- 。 再び、アッパーホースを取り付ける。
- サーモスタットが止まっているトルクスネジを緩ます。
- ぱかっと取れると、サーモスタットが見える。
- 新しいサーモスタットを入れて、逆の手順で組み込む。
- 不足分のクーラントを補充する。
- 30分程度暖機し、更に不足分のクーラントを補充するして不足がなければ終了。
今回交換したサーモスタットのリリース温度は92度と書いてあるので、多分そう。前の車である945でも交換したが、それは確か88度だったように思う。これも(V70XCが)放熱製がよいアルミエンジン故なのか?また、新しいのと古いのを見比べてみたが、新しいのは上部が細い作りとなっている。これは純正品ではないからだろう。また、古いのはどこが悪いのかは、見ただけではわからなかった。
作業は、おおよそ1時間ぐらいであるが、本来であればクーラントを抜くのはラジエターの下部にあるネジを緩まして抜くが、カバーがあるしジャッキで上げるのが面倒だったし、サーモスタット交換時に溢れないようにクーラントを抜くのが目的であれば、それより上にあるクーラントを抜けば必要以上のクーラントを抜かなくて済むことを考えたら、アッパーホースからの方が最良と考えた。
しかし、注意しなければいけないところもある。それはきちんとホースをはめることと、しっかりとホースバンドを締めること。これを忘れると、ぽたぽたとクーラントが漏れてくるからだ。
水温計がちゃんと真ん中を指すようになった
幸い懸念したような漏れもなく、購入した2Lのクーラントの使ったのは1Lぐらいで済んだ。交換後は真ん中を指さなかった水温計がちゃんと真ん中を指すようになり、水温も上がり方が早い。走った感じでは、ヒーターが良く効くなったようで、なにやらうれしくなった。
DATE:2011/02/12
ODO:145,669km
TIME:昼飯込み約1hour
工賃:自分でやったのでタダ
クーラント 1,260円/2L
参考:為替 1$=約83円
*インストールの際は、自己責任で気を付けてお願いします。