夏休みにキャンプ 八森 御所の台キャンプ場へ 2日目

2日目

5:45 オレだけ起床、雲もまばらで、天気も良くなりそうな予感!
とりあえず、朝飯前に辺り散策っということで、コテージ隣の本来泊まるはずだった「八森御所の台オートキャンプ場」をふら〜と行ってみたところ、雨の中でもテント泊しているお客さん1組とキャンピングカーの1組しかいない。整備されたオートサイトは、中の芝生をぐるっと囲んである。フリーサイトは松林の中に貼ることになるが、これがなかなか雰囲気がよろしい。高台にあるキャンプサイトのため、海側に行けばまさにオーシャンビュー。日差しをさけるとすれば松林の中、オーシャンビューを選ぶとすれば、海側を選ぶこととなるが、どこを選ぶかがなかなか悩ましい。

おおよその辺りを付けて、下の海へと続く階段を下がって下の道路に出る。ここいら辺の海は、砂浜ではなく岩場となるので、ごつごつしていて男らしい。軽く岩場を探索。波の高さはそれほどでもないので、岩場で遊ぶのも出競うか?岩場の後は、海沿いに走る道路を南側へと歩く。朝飯前の時間と言うこともあり、ほとんど車通りはなく、あたりは静かで聞こえる音は波の音だけ。すばらしい!何となく今日一日が良い日になりそうな予感がした。

 

コテージに戻ると、カミさんと長女が起きていたので、朝食の支度としている間に長女と再び探索。「八森御所の台オートキャンプ場」へ行って、一組しかいないキャンパーへ挨拶をして情報収集。やっぱりず〜と雨だったらしい。そして帰ることになったら晴れてきたとのことで、残念そうだ。

 

しばらく歩くと、炊事場を掃除している人を発見したので、話してみると管理している人とのこと。カクカクシカジカと本当はこちらへ泊まる予定であったことを告げ、何時から入れるかを聞いたところ、宿泊のチェックイン前でもデイキャンプ料金を支払えば入ることは可能という。早速、帰ってカミさんに相談しなければ・・・。

これがやりたかった

10:00 帰って朝飯を食いながら、先ほどの話をカミさんと話し、準備ができ次第隣のキャンプ場へ行ってテント設営後、昼飯を食いながら青森県深浦町の千畳敷へ向かうこととなった。中を一通り片づけ、10:00チェックアウト→御所の台オートキャンプ場へチェックイン。あちこちを見渡して、平らで一番海が見える絶景のポイントに設営することとした。はず初めにすることは、松ぼっくりを拾って、テントを張る場所を平らにすること。子供たちに拾って貰っている間に、V70XCからキャンプ道具フルセットをテントサイト設営場所まで4往復する。昨夜の雨で若干地面が濡れているため、早く地面が乾く日の当たる場所に設営する。まずはスノーピークメッシュエッグ、そしてランドブリーズ5、メッシュエッグにダイニングセットを設営し、海に向かってツーバーナーを設置。すばらしい風景の中で料理を造り、そして家族で食事する。考えただけでワクワクしてくる。メッシュエッグのチャックを開けて、念願のランドブリーズ5とのドッキング。海の見える方向に微調整して完成。
するとカミさんが一言。

「これがやりたかったのね。」

オレ

「そうなんです!これがやりたかったのですぅ!!」

「メッシュエッグ」魅力

スノーピークのカタログを眺めて一番心奪われたのが、このドッキング。始めてカタログに登場し、そう、リビングシェルとLBトンネルで繋いだあの写真。あれにグッと来た。リビングシェルだと高すぎるので、もうちょっと安く夏場がキャンプのメインなので、メッシュであればなお良しと思っていたら素年前に出たメッシュエッグ。LBトンネルは使えないが、そのままずぶりと差し込んでドッキングが出来るお手軽さが「ノーピークリビングメッシュエッグ」の魅力だった。

 

7月末に、河川公園で設営したのがメッシュエッグのデビューであったので、今回が2日目の出番となる。メッシュエッグをフルメッシュにして、ランドブリーズ5も前後を開け放つち、テント後方から見ると海と空まで筒抜け。すばらしい開放感である。海の近くでもあるので、さわやかな風が通り抜けるトンネルだ。設営も完成したことだし、次はお昼を兼ねて青森県深浦町にある千畳敷へV70XCのノーズを向けた。

素晴らしいR101

R101は本当にすばらしいルートで、ごつごつとした岩場の近くを通る田舎道と言っても国道ですが。海のすぐ近くに山が迫ってきていることもあり、海がメインのルート。たまに通る待ちも去れほど大きくはなく、車の往来もまばらで、凄く走りやすい。ここをV70XCの窓とサンルーフを全開でクルーズすると、最高に気持ちが良い。子供たちよりもカミさんが一番喜んでいた。うんうん、そうか、良かった。

「いかやき 福寿草」

11:50 しばらく行くと秋田県から青森県に入る。そうすると道路は高台に上がり、上がりきったところにあるドライブイン「いかやき 福寿草」ここが本日のランチポイント。「いかやき 福寿草」は、イカの一夜干しをさっと一炙りした肉厚のイカ焼きが絶品。それに高台にあるため、すばらしい絶景ポイントでもある。ここで買ったイカ焼きを頬張っていたながら、おにぎりをバクついてる人もいる。自分たちは、ここの自慢のイカ焼きと、イカ刺し定食・漁師丼、カツ丼、福寿草定食をオーダー。店内を見渡すと、女子二人組や年配の夫婦なんかがいて、それなりに流行っている。まず最初に来たのが「イカ焼き」。肉厚でぷりっとした食感がすばらしく旨い。これにビールを合わせると最高でしょうってことで、お土産に購入。その後ゾクゾクと料理が運ばれてきて、ボリューム・味も良くて一気にたらい上げた。

 

ランチの後は、外に出て日本海の絶景をしばらく堪能する。次の目的地である青森県深浦町の「千畳敷」へ行かなければならないこともあって、V70XCへ乗り込み、R101を更に北上した。八割方は海沿いを走るルートで途中の風景も素晴らしく、車通りも少ないので自分のリズムでドライブできる。いや〜本当に良いルートだ。まるで走りながら癒されているかのようである。

「千畳敷」

13:50 「いかやき 福寿草」から気持ちの良いR101を走り、漁村や小さな街を通り抜けるながら一時間半で、今日の二番目のポイントである青森県深浦町の「千畳敷」に到着。幸い車を止めるスペースがすぐに見つかった。ウィークエンドは車で一杯であろう。昨日とはうってかわって今日は晴れ。それに湿気が少ないさわやかな風が渡っていた。早速車から降りて、子供たちと磯遊び。段差のあるところの岩に座って、3人で足を海に付けると・・・・ザブ〜ンと大波がやってきて服がびしょぬれ。でも良いんです。ちゃんと子供たちの着替えは持ってきているので、きかねなく濡れてもOK。子供たちもオレもキャッキャと大騒ぎ!これは昨日までのドン雨天を笑いで吹っ飛ばした。

 

15:00 たっぷりと遊んだ後は、途中の道の駅で少々夕食の買い出し。後は来た道を森御所の台オートキャンプ場へ向けてV70XCを走らせた。磯遊びが楽しかったのか、子供たち+カミさんもぐっすり・・・

オーシャンビューの特設キッチン

17:00 森御所の台オートキャンプ場へ到着し、いよいよ本来の目的である「キャンプ」+「外メシ」である。オーシャンビューの特設キッチンで「なすのトマトパスタ」を作る。高台にあるため海を見渡すことが出来る絶景ポイントで作る晩飯にも俄然力が入り、まずは冷えたビールを頂きながら、無い腕をふるう。

 

18:00 太陽が傾いてきて、そらがオレンジ色に変わって来つつある時間帯に本日のディナータイムスタート。先ほど作ったなすのトマトパスタと、旨い「いかやき 福寿草」で買ったイカの一夜干しと、道の駅で買ったイカのマリネとチーズと、サラミのおつまみと、たっぷりのリカー。子供たちは旨い旨いとぺろり。「空腹は何よりものスパイス」とは良く言ったモノで、多少失敗してもこの魔法のスパイスがあればなんでもOKですね。

ちなみに、パスタで使用したこの「なす」ですが、オレの実家より「たくさん取れたので持っていけ」と渡され、そこからメニューを考えた訳だが、なんと昨日の時点で食材を確認したところ、パスタでもっとも花のある「なす」が入っていないことに気づいた・・・よって、どうしても作りたかったのでしょうがなく千畳敷からかえる途中に寄った道の駅深浦で購入したが、何となくそんな気持ちが心のどこかに引っかかっていたりした。

ガッツリとディナーを済ませて、後かたづけ後は本日のメインイベントである夕暮れ観察。刻々と姿を変えながら色が変わっていくそらを眺めなが

らグビリとワインを頂いた。

ぼ〜としていることの幸せ。
ざざぁぁぁ〜と海の音を聞いている幸せ。
ほろ酔い加減の幸せ。

 

 

19:00 暗くなったし、良い加減に気持ちよくなったので、ささっと後かたづけをして、再び一人でランタンの明かりでちびちびとワインを頂いた。このランタンの灯りがキャンプでは欠かせない。特に最近はディキャンプはするが泊まりはしてなかったので、最近となっては貴重な体験。ランタンの圧が安定しないため明るくなったり暗くなったりとf/1の揺らぎとも申しますか、癒されるような感じ。そうして夜は更けていき、カミさんと子供たちはテントの中で、昨日に引き続き「ダウト」に興じていたため、一人でぼ〜と飲んでもただ酔っぱらうだけ・・・その後に、またみんなで隣のハタハタ館でお風呂タイム。温泉は昨日と入れ替わって、露天風呂は舟の中に湯が張ってるモノ。これが昨日子供たちが言っていた舟のお風呂なのね。

 

21:30 風呂も入って、「ダウト」をまた少しやって、後就寝となった・・・と思う・・・

 

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