10-11 ジュネス栗駒でオーバーヘッドのパウダー大当たり

大雪のため電車が止まると!?

1月某日あまりの雪のため、通勤している電車が止まってしまった。待合室でどうするかと色々考えた結果、浮かんだ案はただ一つ、「パウダーを食いに行くしかない・・・」後はどこに行くかであるが、それはウチに帰りながら考えることにしよう。

 

ウチに帰ってから、会社へ電車が動かないため休む旨の連絡を入れ、さぁどうしようかと腕を組む。多分どこに行ってもパウダーは大当たりの可能性は大であるが、出発する時間が遅いし、15:00にはカミさんを迎えに行くという約束をしてしまった故、近場を考えるといつもの田沢湖スキー場はパス。後はジュネス栗駒スキー場か小安温泉スキー場が候補に挙がる。気持ちは小安温泉スキー場に傾いていたが滑る斜面は時に雪崩が起きると言うらしいので、休んで雪崩に巻き込まれてはシャレにならないと思い、ジュネス栗駒スキー場に決定。

 

9:30 会社で食べるべく作ってもらった弁当を持って、ジュネス栗駒スキー場へ向けて、家を出る。電車が動かないくらい雪が降ったので、国道の排雪も間に合わないため2車線が1車線となっているし、道路脇の雪の壁も背丈以上となっている。小道においては完全に1車線となっていてすれ違いが一苦労。増田地区に入ったら時間が時間のため車の往来が多いし、道路は狭いし、道路の端が高くなっていて傾くし、排雪のためダンプやロータリー車がいて気を遣ったドライブとなった。

NEWアイテム パタゴニア ルビコンダウンジャケット

10:30 いつもより時間がかかり目的のジュネス栗駒スキー場へ到着。さすがにウィークディのため車は少ない。ゲレンデにはポールレッスンとスキー教室で来ている子供たちが目立つぐらい。今回はこの日のためにあるウエアをチョイス。それはパタゴニアのルビコンダウンジャケット。3年前から狙っていたパタゴニアのルビコンダウンジャケットであるが、縁があってH23/1/2にヤフオクで落札できた。どうしてルビコンダウンジャケットかというと、リフト利用のパウダー狙いであれば、透湿性より保温が大事ってことが昨年の経験上身をもって分かっているからだ。このルビコンダウンジャケットはかなり暖かいので、インナーはライトウエイト(ゼロポイント)+R.5のみとした。

ニヤリ

CYCHOsweetGをチョイスし、目的のレブコース下のリフト乗り場から見上げたコースにはボードのトラックが2本だけしか付いていないし、リフト下にはふかふかした感じでパウダーがたっぷりと蓄えられていた。リフトを降りてレブコースの上部でとりあえず写真を撮るため止まった所、なんとそれだけで膝丈のパウダー!急いで写真を撮って、カメラをポケットへしまい込みクローブを装着した。目線を下へ向けるも斜度が徐々にきつくなるため、肝心の斜度MAXポイントは見えないが、意を決してドロップ。ロングでメイクする予定も深すぎて今一進まないため、ミドルターンへチェンジしなければいけないほどのパウダーの深さ。ゲレンデ下部は斜度がゆるくなり、直下るも膝丈まで埋まって止まってしまう始末。ああぁ、気持ちいい!埋まったスキーを持ち上げても、それほど苦もなく持ち上がるほどの雪の軽さ。振り返って自分がレブコースへ刻んだトラックを見上げれて一人ニヤリ。

オーバーヘッド

再び、リフトに乗り込み今度はどこを滑ろうかと見渡すも、選び放題のため迷う迷う。とりあえず端っこから順序にトラックを刻んでいこう。他にレブコースを滑っている人は自分以外にボーダー1人しかいないようで、ほほ貸し切り状態!2本目は上から止まらないで、ど真ん中をショートターンでトラックを刻んだ。斜度がありスピードが乗って雪が軽い場合はあえてスキーのトップを浮かせるような操作はせずに、パウダーの中を潜らせるように滑ることが出来る。基本は膝丈のパウダーで深いところではオーバーヘッドを味わうことが出来た。パウダーにはまってから10年経つ訳だが今日はまさにベストオブベスト!BCではこれだけの斜度を何度も滑ることが出来ないし、斜度があると雪崩のリスクも伴う訳で、こうはいかない。ジュネス栗駒スキー場レブコース最高です。

 

結局、レブコースをぐーるぐると何度も何度も滑り倒し、トラックの着かないところはないぐらいに刻み込んだ。一番深いところはリフト下で、2回ほどごちそうになった。10:30スタートで13:00までリフトに乗っている以外は休まず、とにかく滑り倒した。こんな最高の環境を独り占めして良いのだろうか?と、最後に思ったが本日の事情が事情だけにあまり大きな声では言えません(おほほほぉぉぉ)・・・今日、電車が止まってくれたことに感謝感激!!しばらくは、この思い出に浸って生きていけますが、社会復帰は出来るかどうか・・・

最高のパウダーアイテム

最後にルビコンダウンジャケットの使用感であるが、インナーは薄手2枚重ねだけであったが、ちっとも寒くならずに最後まで滑ることが出来た。ドライパウダーでリフト利用のルーティンであれば、最高のアイティムである。パウダースカートも付いているので、オーバーヘッドであろうと中には雪が入ることもないし、暖かさがキープできる。着心地としてはカミさんの言葉を借りるなら「羽毛布団を着ているよう」というのがぴったり。しかし、立体裁断であるし、腕周りはスリムになっているので、ストレスフリーの最高のパウダーアイテムである。強いて悪い所を上げるとすれば、暖かい日と運動量が多い場合は熱すぎることことでしょうか?対策としては、ピットジッパーがあるので調整は出来るけど、背中の熱は逃げませんなぁ。

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