ipdトランスミッションマウント交換 

ipdHDポリウレタントランスミッションマウント

1/mar 前回の痛恨のミステイクであった「トランスミッションマウント(ASSY)」を注文し直し、再び交換することとなった。

 

 

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ipdのカタログによると、「オリジナルはソフトすぎるしので、アクセルを踏んでもトルクが逃げている。これにかえると、ダイレクト感が増しハンドリングもスムーズになる!」と書いてあるっぽい。


千畑スキー場へハイクした次に日に交換した。届いたモノはすぐ試したいからだ。実家のガレージにV70XCを鼻先から入れての作業となった。まずは、ジャッキアップして馬をかませる。次に結構重いアンダーガードを14mと12 mのネジを緩ませ取り外す。そうすると前回外して付けただけのトランスミッションマウントがサブフレームについているのが見える。

サブフレーム側は18m、ミッション側は14mのボルト2本ずつでそれぞれ固定してあるのを、ラチェットとメガネレンチを使って取り外す。前回一回外しているので、意外と簡単に取り外すことはできた。あとは逆の手順でipd製の強化品を取り付けるだけでOK。アンダーガードを取り付けて、ぶじ完了。作業時間は約30分であった。

 

今回注文したモノは、ASSYとなっているためすでに強化タイプのブッシュが組み込んである。ブッシュのみであれば$39.95ですんでいたのに、交換できない小さいブッシュが逝ってしまったので、ポン付けのASSYとなったわけである。

インプレッション

早速インプレッションすべく、V70XCのイグニッションONで、エンジン始動。何となくエンジン音が勇ましくなったようだ。違いは、PからRとシフトをシフトチェンジしたところから分かった。いつもであれば、ドンと小さなショックが来てからV70XCが動くわけだが、これがないに等しい。アクセルをじわりと入れると、すっと動き始めた。ガレージからケツで出して、鼻先を路地へと向けて今度はDへシフトチェンジで出発。

 

最初はアクセル操作をじわりとしていたが、グッと踏み混んでみるとすっと車が進む。次は、シフトを左へ押し倒しマニュアルモードにして、シフトアップ・ダウンをカチャカチャと繰り返してみた。感覚から言うと、非常に堅いブッシュなのか、ダイレクト感が増したようだ。今までは、アクセルONで0.7秒ぐらいの待ちがあったが、0.3秒嫌いまで短縮した感じか?

FF横置きエンジンの常で、FR縦置き(V型含む)エンジンと比べ、エンジンがシェイクしてから走り出すのは仕方がないと諦めていたが、原因はエンジンの揺れを防ぐブッシュが切れていたことによるモノであったらしいことが、今回の交換で実感した。これらのブッシュは、エンジン上部に付いている「エンジンスタビライザーマウントブッシュ」と今回の「トランスミッションマウントブッシュ」に寄ることが大きい。前者のブッシュは「< a class="previewlink" href="../mount_bush.html">アッパーエンジンスタビライザーポリブッシュ」と合わせてすでに交換済みであったため、これ以上やるとすればエンジンマウント類のブッシュ全て交換しかない。費用と時間、スキルを考えればこの交換が一番効果的であろう。

問題点

強いて問題点を上げるとすれば、本来であれば揺れや振動が逃げるところを強化してしまったため、エンジンの振動がステアリングに伝わってくることと、エンジン音が車内に響くようになったことである。ジェントルが身の上のVOLVOであるが、振動と音がちょっとだけスポーツライクとなった。多分ブッシュがなじんでくればちょっとは緩和されることを期待してたりして・・・

 

ちなみに、「エンジンスタビライザーマウントブッシュ」は良く切れるし、今回交換した「トランスミッションマウントブッシュ」も切れやすかったりするもの。VOLVOはこれでエンジンの振動をキャビンに伝えないようにしていたと思われる。アクセルの付きが悪いのを引き替えにして・・・

 

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